Pâlir 青褪めた

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#730昨日ベイマックスを見てきました2015.02.04
 と言っても二度目の観覧で、一度目に見たのはひと月ほど前のことでした。

 いや~さすがに画面作り、絵作りがとっても面白くて、シーンごとの「場面」の完成度もめちゃくちゃ高く、すっごく面白かったです。びっくりするほど隙間がない。
 それなのにくどくない、過剰さはもちろんあるんですけど、その過剰さもきちんと意識されている。とにかく細やかだなあ……と思うばかりの時間でした。

 で。

 見終わった私は、心底思いました。
 そうじゃ!!!! ないだろ!!!!!!

 さて、残りは追記にたたみます。
 以下だいたいこんな感じです、そうじゃねえだろということばかり話すと思います。
 あくまで私の一方的な感想文ですので、「これは自分には必要のないもの(情報)だな~」と思われた方は、回れ右するか、あるいは読んだ後でも忘却の海にぽちゃんとお捨てください。

 王であるという触れこみであったストーリー、物語について。

 ※5日にちょっと追記しました。
 私はとにかく、ヒロとベイマックスが一番最初に街中を飛ぶシーン、あそこがすごく悲しくて、切なかった。
 いっそ泣くかと思った。
 あのシーンはね、じつはすごく残酷なシーンですよ。
 あれをヒロに、そのことを特に気遣わないままやらせてしまったんだから。

 途中でベイマックスが「タダシはここにいます」と言って、ヒロにタダシの映像を見せるシーンがあります。
 つまり、ベイマックスというものの存在に、タダシが強く反映されているんですね。
 そのなかで、タダシがベイマックスに向かって「たくさんの人の役に立つんだぞ」と言います。
 その言葉を境に、ベイマックスはほとんどその存在がタダシの遺言のようなものになっている(というか、そうであることを明かしている)。
 何よりヒロはロボット作れますからね。

 ただ、そうなってくると、ヒロはベイマックスに空手を教えてしまった段階で、お兄ちゃんからの遺言を「書き換えちゃっている」んですよ。
 その上空まで飛んでいる。
 おお……そんな……うわ~~~んなんてかわいそうなんだヒロと私はかなり思った。

 ただ、ヒロがそうしたバージョンアップをやってしまうというのはもちろん理由があって、それも割りと仕方のないことで、彼の才能というのは攻撃系のものなんですね。
 ベイマックスや仲間たちへのものもそうですけど、それ以前に彼はマイクロボット作っていますからね。
 発表のときに「想像力次第!」と言っていますけど、じっさい敵はあれで「イケル!」と思って活動してなおかつバンバン攻撃してきているし、そうした役割を作中で与えられることで強調されている。
 ロボットファイトだって強かったわけだし。 

 だからベイマックスがああなるのはまあ、仕方がないところはずいぶんある。
 あそこまではしょうがない。
 そうなるのもわかる。
 そうなることもあるだろう。
 画面的な要請だってある、絵的に考えればパーフェクツ。
 空手もいいし空を飛ぶのだっていい。
 何よりちゃんと面白いし。

 ただね。

 ただね~~~~~~~~ラストシーンさ~~~~~~~~~~~~あれ。
 最後の最後でヒロに「見方をかえて見るんだ」をさせてあげなかったのは、ひどいと思う。
 ベイマックスと二人であっこに突っこんだときですね。
 いや、まあ、べイマックスがあそこに一人で行かない(守らなければいけないはずのヒロを連れて行っちゃう)のもかなりオヤ……? なんですが、そのへんはある程度ドラマがそれを要求する面もあるだろうので、まあ、いい。
 でもね、あそこで、たとえベイマックスをばいばいせずにいられなかったとしても(ドラマ、画面、シーン、様々なものの要求、要請からあえてそうすることを選んだということはあるだろうと思う。そりゃあ、あんな立場のロボットがいたら、壊すしかないというのはかなりあるだろう)、そのシーンでヒロに「見方をかえて見る」ことをさせなかったのは、かなりひどい!!!
 だって、どちらもタダシから(それも物語的にかなり強調させて)受け取ったものなんだから。

 まあ、本当を言うと、アナ雪でスヴェンとオラフがばいばいしてしまう可能性をあれだけ丁寧に回避したのだから(オラフが一種の不死身(熱以外はオッケー)だったのはかなりエライと思う)、ベイマックスだってそれをやるべきだったとは思いますよ。
 でもまあそれは、わからなくはない。

 そしてエンディングの……あそこ……あれは……。
 みんなでヒーローになるのは。
 ちょっと
 そうじゃ
 ないだろう!!!
 だってベイマックスはケアロボットなんですよ!!!
 空手ができても空が飛べても!
 ケアロボット!!!!!!!!!!!
 タダシが「たくさんの人の役に立つんだぞ」って言ってるんですよ。
 その最適解って、ぜったいベイマックスの改良(ケアロボットして)+大量生産+普及のはずなんですよ……。
 だってヒロたちクレイさんというもうぜったい頼めばそれを引き受けてくれる人のツテもあるわけだし。
 おまけ的な映像でフレッドのパパをヒーローにするくらいなら、みんなでヒーロースーツを段ボール箱に仕舞って、一緒にちょっとさびしげに笑って、一緒に大学で学業にいそしむシーンとかにするべきだったのでは ないだろう か~~~。
 タダシは賢い頭を使って欲しかったわけだし。
 まあたしかに画面的な満足度は低いかも知れないけど、それだったらもうワンクッションあっても良かろうと 思うんですよ。
 すごく短い「勉強してるシーン」が、ちょっと入っているだけでよかった。
 それはもしかしたら、みんなで学校に向かうシーンで回収したつもりだったのかも知れませんが、もう少しあっても良かったんじゃないのかな~。

 あのおててのなかにカード入ってたのは、エンディングなんだからあのくらいの魔法はあっていいです。
 考えるんじゃなくて感じるだけでぜーんぜんいいと思います。
 なので何も考えなかったし、私はそっとしておきます。
 しかしそれこそ、ここでヒロをびっくりさせないで、「よし!」みたいな顔をさせておきさえすれば、「見方をかえて見る」も回収できて、色々な問題が解決したはず……。

 
 とまあ、そのあたりのことが、私はそうじゃないだろだったし、悲しかったですね。
 ようするに、たぶん、もう少しタダシを生かしてやって欲しかったんだ……。

 でも散々言いたいこと言っておいてなんですが、ベイマックス、好きです。
 あとなんだかこれらのことも、別にそのままでもいいような気持ちになってきました。
 よかったよ、ウン。
 ドラマって大事だからな。

 以下余分:
 みんなが島に突入したとき、最初はみんなヒーロースーツ姿だったから、先生は「あの子たち」だってわからないんですよね。
 だから最初の攻撃のときにまったく躊躇いがない。
 それが、顔を見せてあの子たちだと知った瞬間、ものすごく嫌そうに「おまえたちかよ……」という感じのしぐさをするんですね。
 あれ超いいですね。

 あとゴー・ゴーの足はすばらしいですね!!!
 恐らくはディズニーの美意識からすると少し短いだろうところ、そして筋肉……いい……。
 彼女が出てきてからは彼女のお腹から下ばかりを見つめて時が過ぎました。
日々徒然 | CM(0) | TB(0) | 

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