Pâlir 青褪めた

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#5722010.08.10
 誰も始まりを気にしなかった、
 僕のいた戸棚では
 時折思い出した瞬間に、
 そのことが口にされると
 皆変てこな顔をした

 身体を作る
 どうしたって不揃いな死骸を
 そこにあるものを信じている、
 信じている建前の上で試行する
 私たちは自分の外側を知っている、
 知っている前提に沿って覆い隠す
 そして違うものになる
 私たちの試すものの見方は、
 いつも手ひどく残酷だ
 いまや、誰もためらわない

 何を見ているのだろう、
 僕らはそのことをあまり話さない
 これは不気味なことのように思う
 誰しも勘違いのまま、
 脚のない椅子から話を進める
 同じ色、同じ形、同じ質量
 私の目は
 あなたと重なるはずもない

 僕らは何を欲しがっているんだろう?
 分かっている、僕もいつかに欲しいと思ったことがあるから
 それでも
 どこか不思議で仕方がない
 望んだ生命は僕らの手をすり抜ける
 どれほど巧くやろうとも
 一歩も近づくことは叶わないのだ
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