Pâlir 青褪めた

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#569北海道旅行2010.07.23
 この連休に某日比野さんと行ってきた北海道、諸事情あって載せられるような写真はまったくと言って良いほどないのですが、道中けっこう妙な具合だったので、その辺りの土産話をば

 初日、千歳空港から札幌へと向かう電車で、まさかの「不発弾発見」のアナウンス
 そんな案内するの初めてだったのでしょう、車掌さんの声は揺れに揺れておりました お疲れ様です
 ともあれ不発弾が発見されたのはずいぶん遠くのことだったので、私たちは時間通り札幌に到着しました
 そのまま、血の溜まった足でよろよろと円山公園駅に向かい、ある意味我々の北海道観光メイン、円山動物公園へ
 この動物園、生まれたてのシンリンオオカミの仔狼がいて、その子の愛称募集を していたのですよ
 募集と言っても、以下の三つまで絞られた上での投票だったのですが
 ・シード
 ・ルーク
 ・ダイズ
 この明らかに浮ついている 大豆 大豆ちゃん
 これに投票したい一心で、我々は荷物を置きにホテルへも寄らず、旅荷を担いだ格好のまま来園した次第であります
 ちなみに母狼の御名前はキナコたん 親類縁者にはアンコさんだったかアズキさんだったかもおられるそうです なるほどそれでね……ダイズちゃんね……いっそ豆一家にでもなったら愉快かろう
 動物園自体は、えーっと 猫科が丁度餌やりの時間で、えっらいめんこかったです 特にトラ あとユキヒョウ
 トドのラーズちゃんも美人でした アザラシのとこにも子供がいたのだけど、水面に顔出しゃしねェ
 中でもぶっちぎりで面白かったのは観覧車だったんですけど
 何というかこう 何だろう 形容しがたい風合いの古びた 所々に錆とか浮いているような感じの
 乗ってから一周する間、中々愉快な不安感を抱きながら園内の景色を眺めていたんですが、この観覧車、注意書きの振り仮名がいっとう面白くてですね、
 場合(とき)
 万一(もしも)
 ちょっと宇宙と書いてそらと読むようなこの独特の味わい
 愉しかったです
 その後ジンギスカンの食べ放題へ はー美味しかった
 初め女客と見て、お店側が可憐に気を利かせて下さったらしく、お皿の肉山が控えめだったのですが、私たちが揃って「ご飯大盛り」を元気に頼んだために2皿目がどえらー山盛りに まァ私に至っちゃご飯もう一杯食べたしね……
 この日の落ちとしては、あれかな、ツインで予約したつもりの部屋がダブルだったことですかね
 予約をしたのは日比野さんだったのですが、うっかりしていたそうで

 2日目、この日はイサム・ノグチ先生のモエレ沼公園に行く予定でいたのですが、予想以上に疲弊していたため昼過ぎまで昏倒、札幌をぶらつくことに
 まァ私と日比野さんだしね
 いざ喰い倒れ! と思っていたものの、予想以上に疲弊していたため以下略 全然喰い倒れられず
 まァあれかな、しょっぱな雪印パーラーでパフェかっ込んだのが敗因っちゃ敗因か……
 その後市内観光でも、と思っていた我々の目に飛び込む
 70%オフ
 の文字
 駅ビルがセール中だったのです
 や、もう服が安い安い安い 結局可憐でうるわしい服どもに夢中になっている間に予定の時間になってしまいました
 そもそもはこの日、日比野さんのライブにお供すると言うのがこの旅行の主眼でありまして、そうこうしてる間に移動時間になっちゃったんですね
 私自身はまったく知らない人たちの、知らない世界の出し物だったわけですが、面白かったなー
 何でしょう、何かを大好きで仕方のない人たちが一箇所に集まってるって、可愛いものですね
 始まる前のお客さんたちのそわそわしたところを見てるのもけっこう愉しかったです
 大団円でライブの幕が閉じた後はすすきのへ移動、日比野さん念願の札幌ラーメンへ
 みのやさんの白味噌がすっごく美味しかった……幸せでした……

 3日目、熱気に当てられたのか全然眠れず漫然と喋っているうちに朝 よろけながらホテルを後に
 再び札幌
 駅ビルセールへ
 ………うん、いや
 だってモエレ沼行く力が残っていなかったんだもの
 主に日比野さんにね
 うろちょろする前に、日比野さんがスープカレー食べたいと言うので(しかしどれもこれも呆れるほどの王道である)カレー研究所さんへ 薬膳カレー美味しかった
 我々は黙然と服を漁り、適度に土産物を買い、空港へ向かったわけです
 いやー、北海道は安いね! 安かったね! と飛行機に座って話す私たち
 このまま終わりと思いきや、なぜか険しい顔で通路を行ったり来たりし始める添乗員のお姉さん数名
 あれ? と思っていたら、「18Cの座席のお客様……」というアナウンスが流れてきました
 お姉さんたちは四角くて黒い無線に似た形の機械を片手に、もう一方の手にリストのような紙を持って、しきりに何かを確認しています
 どうやら18Cのお客さんが席にいないということらしく
 搭乗口で認証は済んでいるにも関わらず、機内の座席に座っていないようなのです
 この日、大体20分ほどでしょうか、羽田空港への航路が混雑しているということで、飛行機は少しく遅れていたのです
 我々は、まァ多分お手洗いにでも行っているんでしょう、なんてのんびり話していたのですが、それにしては随分時間がかかっているのです
 50分が経過した頃、操縦席から「現在、お客さまの確認を行っております……確認作業はあと2・3分ほどで完了致します……完了し次第離陸致します……」と、お詫びの言葉と共に放送が流れてきました そしてその言葉通りほどなく離陸
 ここでようやく機長殿から、「本日羽田空港における航路の混雑……搭乗なさったお客さまの確認を……機内における重量バランスの問題など……確認が出来ないまま離陸することは出来ないため……大変申し訳ありません……」といった、詳細な事情説明が入りました
 先ほどのアナウンスが流れたとき、機長殿はてんてこ舞いに別の仕事(主には羽田との時間のやりくりではないかと思われる 予想外にずれ込んでしまったし)をしていたみたいです
 このときの機長殿の口調は大変に丁重で、何度も遅延に対して謝罪しておられましたが、「現在当機に許される最高速度で羽田へ向かっております……」という声の抑揚に、一抹の怒りと悔しさが滲んでいるような気が致しました まァ機長殿だって人の子だものね
 羽田には30分遅れで到着
 機長殿すごい頑張りであります
 我々は帰宅が遅くなるくらいで、大したこともありませんでしたが、羽田で乗り継ぎをするお客さんたちはさぞ大変だったことでありましょう
 降りた先に並ぶ手書きの案内板を見て、へえこれから沖縄に行く人もいるの、大変だね……なんて二人で話していたのですが、
 その一番奥には香港・台湾への案内が
 そこに列を作った、恐らくはお国に帰られるのであろうと思しき人たちの、「案内のお姉さんにくっついて行けば万事大丈夫!」といった感じの笑顔が少しく胸に痛かったです……いやこれから大変ですよ……お疲れ様です……
 結局、18C氏がその後見つかったものかどうか定かでないのですが、機長殿の口ぶりからすると見つかったのかな? それにしてもどこに潜んでいたのだろう 普通に座るところを間違えたのかとも思いますが、けっこう混んでいたし、あれだけ座席確認してるんだから早々に分かるはずと思うんだよなァ
 人の関わることだから問題が起こるのも仕方がないし、無事に終わったんだから良しであるとも思うんだけど、あの場に関わった皆さん方、本当にお疲れ様でした
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