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#151
空を歩く
2007.04.23
素足の先
凍えた春、光はない、それゆえに青く浮き上がる夜の風
わたしたちは歩く、ここから
どこかへ
ただ宛てもなく狭間から狭間へと
触れられない外を夢想する
姿のないもの、それは永劫に
形を得られぬもの
その懇願にも似た憧憬に
ありとあるものをひっそりと、尽きるまで燃やしながら
わたしたちは歩く、夜更けから
まだ白みもしない空を
空を歩く、素足の先、滑らかな骨の感触
常に望みのない望みを描きながら
2007.04.23
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