
炎のような赤毛、煤けた雪のような灰色の目。手の込んだ値打ちのある服を好み、常にばか高価い恰好をしている。さながら舞台上に上がった役者といった風情。黒樫の仕込杖に、上等の革鞄を持ち歩く。
医者で教師で学者。ミーナ以外の名は、教えを請うた恩師からそれぞれの家名を頂いたもの。らしい。
一時たりと眠ることがない。
その反動のように、ひっきりなしに食べ物を口にする。食べ物も物もひたすら公平に嚥下する。
金属を呑んでも胃は荒れないし、ガラスを噛んでも舌は切れないようだ。
筆名は「富の瞑想者」。
強く狂性に傾く。
思考は非常に散文的。白昼夢のような男。
背丈は167cmほどと思う。
今回のテーマは錬金術・ヘルメス学・グノーシス!
長編小説、《歪のアール》から出張させています。
線画は自前、塗りは鳥園女史です。
ガラス質の真っ青な目、長い亜麻色の髪を三つ編みにして肩口からだらりと垂らしている
家系・種族の特徴から背が高く色が白い
フィアナ騎士団団長フィン・マックールと魔女サヴァの二番目の息子
オシーン(若鹿・仔鹿)という名の三つ離れた兄がいる
かつて騎士として立てた誓いのため
・鹿を殺すこと
・その肉を口にすること
・武器を手に他者を害すること
が出来ないにも関わらず、常に懐剣を持ち歩いている
諷刺(吟唱)詩人で、詩人コールプレの弟子
ここでの諷刺詩人とは、各地を唱遊する吟遊詩人と違い王に仕える予言者・律法者を言う
皮肉屋で冷笑家 ともすれば短気で捨て鉢
身についたもっともらしい所作は、殆ど教育と訓練によるもの
個人であるより、ある一定の集団の部分として振る舞うことを好む
物心ついた頃から、自死を予言する夢に離れることなくまつわりつかれ、
その夢のために恐怖や不安、
期待や希望と言った不確定のものに対する感覚が鈍磨してしまっている
彼自身は様々な理由からこの自死の予言を不可避のものと考えていて、
自身の行動指針をこの夢に求め、ある意味では精神的に依存している
懐のささやかな剣も、これを避けるためのものではなく、
むしろ成り立たせるための道具の一つであるらしい
名の意味は”勇ましいもの”
または、”人間の選択”
179cm/68kg/17歳
やや巻き気味の黒髪に菫色(青紫)の目玉 三白眼
肌は白いと言うより不健康に青め、手などは節だって不恰好
体格は痩せぎすを通り越して貧相と言うよりない
年齢・その他諸々もほぼ偽称
身分証や何かがあればそれらは丸っと贋物
あらゆる伝を駆使してみっちりと偽造している
難攻不落の監獄島からの世紀の脱獄囚と嘯く小悪党・盗っ人・スリ・騙り
不遜で嫌味で饒舌で尊大でしなやかで、大の女の子好き
獣人の端くれで、動物時は丸っと肥えた豚になる
一転して動物になったとたんに食べごろ豚トロ
物心つく前に両親と死別
実の兄弟とも知れない少年少女たちと毎日本能的に物乞いと盗みをしながら食い繋ぎ、彼一人生き残って危ういところを孤児院もしくはその他慈善施設(宗教施設だったような気もするが本人も記憶があやふや)に一旦保護されるも逃走、一度くらいは人攫いに捕まって奴隷として売っ払われたかも知れず、色々の諸々を経て今に至る
今回の偽名の意味は”菫色に似た星影”
164cm/52kg/29歳(仮)

折れはしない
敗れはしない
さあ槍よ歌え
血と混乱を愛する至上の武器よ
我らが祝祭に死の赫きを
戦場こそ我が血と肉と骨の母
この研ぎ澄ました魂そのもの
此処に在るは
白く轟く雷鳴のようなまったき強さ、力
お前を屈服させるためのすべて
我が身に宿るは
魂を灼き焦がす衝動、ただ怒りだけが
怒りだけがあればいい
名の意味は”毒婦”・”呪わしきもの”・”悪意あるもの”・”恐るべきもの”
168cm/42kg/---歳